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古今御朱印研究室

江戸六阿弥陀

第3番
仏宝山 無量寺
ぶっぽうざん むりょうじ

無量寺本堂

仏宝山 西光院 無量寺 (ぶっぽうざん さいこういん むりょうじ)
本尊 不動明王
札所本尊 阿弥陀如来
創建年代 不詳
開山 不詳
宗派 真言宗豊山派
所在地 東京都北区西ヶ原一丁目34−8 (地図表示:マピオン)
巡拝 御府内八十八ヶ所59番 豊島八十八ヶ所59番
メモ 創建年代は不詳。元は与楽寺の末寺で仏法山長福寺と称したが、9代将軍・家重の幼名(長福丸)と同名であったことから、無量寺と改めた。創建年代は不詳。慶安元年(1648)幕府より朱印地8石5斗を寄せられる。元禄14年(1701)5代将軍・綱吉の母である桂昌院が参拝したと伝えられる。
本尊の不動明王は、古来、「足止め不動」として信仰を集めてきた。ある夜、盗人が無量寺に忍び込んだ。ところが不動明王の霊験により、たちまち盗人は金縛りになって動けなくなり、翌朝捕まってしまったのだという。また、大師堂に祀られた恵心僧都作と伝えられる聖観世音菩薩は「雷除けの本尊」として知られているという。〈御府内八十八ヶ所へ
山門 境内
山門 境内
無量寺六阿弥陀詣での御朱印

中央の墨書は阿弥陀三尊の種字「キリーク(阿弥陀如来)」「サ(観世音菩薩)」「サク(勢至菩薩)」に「六阿弥陀如来」。中央の朱印は同じく梵字の「キリーク」、右上は「第三番」、左下は「無量寺印」。

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2011.03.16
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