第３番
人形町大観音
にんぎょうちょう　おおかんのん

人形町大観音

人形町　大観音寺（にんぎょうちょう　おおかんのんじ）
本尊	聖観世音菩薩
通称	大観音
創建年代	明治９年（1876）
開山
宗派	聖観音宗
所在地	東京都中央区日本橋人形町一丁目18－９　（マピオン/googleマップ）
文化財	〈都有形文化財〉鉄造菩薩頭
御詠歌	くろがねのかたきちかいにみ仏は　はなさくがごとちまたにぞたつ
メモ	本尊は鉄造観世音菩薩の御首像で、高さ約170cm、面幅54cmもある巨大なもの。都の有形文化財に指定されている。もとは、江戸時代に鎌倉十井の一つ、鉄ノ井から掘り出されたもので、井戸近くの鉄観音堂に祀られていた。北条政子が鎌倉に建立し、正嘉２年（1258）の大火で焼失した新清水寺の本尊の頭部とされる。明治初年、神仏分離に際して遺棄されようとしていたため、人形町に住む石田可村・山本卯助の両名が東京へ運び、明治９年（1876）現在地に祀ったという。

第３番 人形町 大観音 にんぎょうちょう おおかんのん