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古今御朱印研究室

御府内八十八ヶ所

第33番
医王山 真性寺
いおうざん しんしょうじ

真性寺

医王山 東光院 真性寺 (いおうざん とうこういん しんしょうじ)
本尊 薬師如来
創建年代 不詳
開山 行基菩薩?/中興・祐遍法印
宗派 真言宗豊山派
所在地 東京都豊島区巣鴨三丁目21−21 (Mapion/googlemap
御詠歌 旅の道うえしも今は高福寺 のちのたのしみ有明の月
巡拝 江戸六地蔵 豊島八十八ヶ所33番
メモ 巣鴨駅から歩いてすぐ、「おばあちゃんの原宿」として名高い巣鴨地蔵通り商店街(旧中山道)の入り口にある。同商店街のサイトを見ると、地蔵通りとは有名な「とげぬき地蔵」高岩寺と真性寺の江戸六地蔵尊に因むようである。
本尊の薬師如来は行基菩薩の作と伝えられる。創建については不詳だが、聖武天皇の勅願、行基菩薩の開山という伝もあるようだ。文久9年(1826)の『地誌御調査上』によれば、元和元年(1615)祐遍法印により中興されたという。元は御室御所仁和寺の末であったが、明治43年(1910)豊山長谷寺の末となった。
地蔵通り商店街からの参道正面にある地蔵菩薩の大きな座像は、江戸六地蔵の第三番である。江戸六地蔵は深川の地蔵坊正元が発願し、広く寄進を募って建立したもので、真性寺のものは正徳4年(1714)に完成している。
その手前の植え込みに句碑があり、表には松尾芭蕉の「しら露もこぼれぬ萩のうねり哉」、裏には杉山杉風の「萩植てひとり見習ふ山路かな」の句が刻まれている。
とげぬき地蔵への入口にあるだけあって、常に参拝者の姿が見える。特に江戸六地蔵のお地蔵様の前は線香の煙が絶えることがない。
写寺 高福山 雪蹊寺
八十八ヶ所大意 医王山 東光院 真性寺 巣鴨
〈本尊〉薬師 行基御作
〈開山〉盛弁法印
御室末
江戸六地蔵第三番 御府内と江戸六地蔵の標石
江戸六地蔵第三番 御府内と江戸六地蔵の標石
芭蕉と杉風の句碑 修行大師
芭蕉と杉風の句碑 修行大師
真性寺の納経印

中央の墨書は「本尊 薬師如来」、脇に「弘法大師」。中央の朱印は薬師如来の種字「ベイ」、右上は「御府内八十八所 第三十三番」、左下は「醫王山東光院眞性寺」。

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2009.10.28
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