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古今御朱印研究室

江戸時代の納経帳

天保11年(1840年)四国八十八ヶ所の納経帳

3番 亀光山 金泉寺

金泉寺の納経印→大日寺へ

亀光山 釈迦院 金泉寺

【略縁起】
聖武天皇の勅願により行基菩薩が開創したと伝えられる。当初は金光明寺と号したという。弘法大師が巡錫した砌、境内の井戸(黄金井)から黄金を見つけ、寺号を金泉寺に改めたとされる。亀山院が深く帰依し、堂塔を再興するとともに亀光山の山号を賜った。

【納経印】
墨書は「奉納経 本尊釈迦牟尼如来 亀光山 金泉寺執事」、日付は「子十月廿二日」。中央の宝印は中央の行が「○○薄地」、右が「東方教主」、左が「西方○主」のようであるが、判読できない。右上の印は「四国第三番」、左下は判読できない。

【所在地】
阿波国板野郡大寺村(徳島県板野郡板野町大寺)

【本尊】
釈迦如来

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2013.12.12
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