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古今御朱印研究室

四国八十八ヶ所

第20番
霊鷲山 鶴林寺
〔りょうじゅざん かくりんじ〕

鶴林寺本堂
本 堂

霊鷲山 宝珠院 鶴林寺 (りょうじゅざん ほうじゅいん かくりんじ)
本尊 地蔵菩薩
創建年代 延暦17年(798)
開基 弘法大師
宗派 高野山真言宗別格本山
所在地 徳島県勝浦郡勝浦町生名字鷲ヶ尾14 (地図表示:マピオン)
御詠歌 しげりつる鶴の林をしるべにて 大師ぞいます地蔵帝釈
文化財 〈重文〉木造地蔵菩薩立像 〈重要美術品〉絹本著色釈迦三尊像 〈県有形文化財〉三重塔 〈県史跡〉丁石
メモ 標高570メートルの山上にあり、阿波では焼山寺に次ぐ難所とされる。参道はきれいに整備されており、門前まで車で上れる。しかし、急坂が続き、車でも大変である。徒歩で上ったときは、最初は見上げていた勝浦川対岸の山を、いつの間にか見下ろしていたことに、登りの大変さを実感したものである。
延暦17年(798)桓武天皇の勅願により、弘法大師が七堂伽藍を建立したとされる。伝承によれば、弘法大師が当地を訪れたとき、杉の梢で雌雄二羽の鶴が黄金の地蔵菩薩像を守っていた。そこで3尺(約1メートル)の地蔵菩薩像を刻み、その黄金の地蔵菩薩像を納めて本尊としたという。寺号はこの伝承に基づくとされる。また、山号はこの山がインドの霊鷲山に似ているからという。
山門や本堂の前など、あちこちに寺の縁起に基づく大きな鶴の像が建つ。
ただ、故・五来重博士も指摘されているように、鶴林は釈尊が入滅されたクシナガラ郊外の沙羅双樹の林のこと、霊鷲山は釈尊がたびたび説法された場所であり、山号・寺号からは釈尊のイメージが強い。本来、釈尊を本尊としたのではないかとも想像されるのだが…。
鶴林寺の奥の院は、別格3番の慈眼寺である。
三重塔 大師堂
三重塔 大師堂
御朱印 左が平成元年、右が平成18年に拝受したもの。中央の文字は地蔵菩薩の種字「カ」に「地蔵大士」。「大士」は菩薩のことである。中央の朱印は鶴。白衣に鶴林寺の鶴と39番延光寺の亀の御朱印を押してもらう人もいるようだ。左下の朱印は「霊鷲山鶴林寺」。
平成元年の納経印 平成18年の納経印

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2007.05.03
更新:2007.06.10
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