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古今御朱印研究室

四国八十八ヶ所

第21番
舎心山 太龍寺
〔しゃしんざん たいりゅうじ〕

太龍寺・本堂へ向かう石段
本堂へ向かう石段

舎心山 常住院 太龍寺 (しゃしんざん じょうじゅういん たいりゅうじ)
本尊 虚空蔵菩薩
創建年代 延暦12年(793)
開基 弘法大師
宗派 高野山真言宗
所在地 徳島県阿南市加茂町龍山2 (地図表示:マピオン)
御詠歌 太龍の常にすむぞやげに岩屋 舎心聞持は守護のためなり
紹介サイト http://www.shikoku-cable.co.jp/tairyuji/tera/四国ケーブル株式会社
メモ 『三教指帰』に「阿国太龍ヶ嶽にのぼりよじ、土州室戸崎に勤念す。多に響きを惜しまず、明星来影す」とあるように、室戸岬の最御崎寺とともに、若き日の弘法大師が虚空蔵求聞持法を修した霊場である。
延暦12年(793年)桓武天皇の勅願により、弘法大師が寺を建立したとされる(延暦17年という資料もある。しかし、どちらにしても大師の入唐以前の修業時代であり、史実とするには無理がある。12年とすれば、求聞法を修した頃ということになろうか)。
山中とはいえ、広い境内に本堂などの伽藍、大師堂、本坊などが点在し、「西の高野」と称される。大師堂は高野山の奥の院と同じく、背後に御廟がある。中世には武将の帰依も篤かった。
「一に焼山(焼山寺)、二にお鶴(鶴林寺)、三に太龍(太龍寺)、遍路ころがし」といわれた阿波の三難所の一つだが、現在はロープウェイで簡単に登ることができる。
鶴林寺と太龍寺は谷をはさんで向かい合っているので、厳しい坂道とはいえ、時間はさほどかからない。
平成元年のときは、まだロープウェイができておらず、車で回ってもかなり歩かなければならなかった。車道は大きく迂回するため、朝、鶴林寺の宿坊を出発して太龍寺を参拝し、道を下り始めた頃、同じ頃出発したバスの人たちが登ってくるのに出会った。ロープウェイができてからはどうなのだろうか。
太龍寺の奥の院は那賀郡那賀町の黒瀧寺である。また、寺から500メートルほど登ったところにある大師修行の霊跡・南舎心ヶ嶽も奥の院とされる。
本堂 大師堂
本堂 大師堂
多宝塔 護摩堂
多宝塔 護摩堂
御朱印 左が平成元年、右が平成18年に拝受したもの。中央の文字は虚空蔵菩薩の種字「タラーク」に平成元年が「虚空蔵尊」、18年が「虚空蔵大士」。中央の朱印は雲龍で、左下は「太龍寺」。
平成元年の納経印 平成18年の納経印

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2007.05.06
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