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古今御朱印研究室

四国八十八ヶ所

第52番
瀧雲山 太山寺
〔りゅううんざん たいさんじ〕

太山寺本堂
本 堂

瀧雲山 護持院 太山寺 (りゅううんざん ごじいん たいさんじ)
本尊 十一面観世音菩薩
創建年代 用明天皇2年(586)
開基 真野長者
宗派 真言宗智山派
所在地 愛媛県松山市太山寺町1730 (地図表示:マピオン)
御詠歌 太山に登れば汗の出でけれど 後の世思えば何の苦もなし
文化財 〈国宝〉本堂 〈重文〉仁王門 木造十一面観音立像6躯 木造十一面観音立像(本堂安置) 〈県有形文化財〉絹本著色弘法大師像 梵鐘
メモ 寺伝によれば、用明天皇2年(586)豊後の国の真野長者〔まののちょうじゃ〕(真名野長者とも)が船で都に向かう途中、高浜の沖で暴風雨に襲われたが、日頃信仰していた観世音菩薩に記念したところ、瀧雲山(経ヶ森)より光が照らし、難を逃れることができた。その感謝として木組みした材木を運び、一夜で建立したと伝えられる。
天平勝宝元年(749)聖武天皇の勅願により、行基菩薩が丈六の十一面漢音像を刻んで安置した。これが現在の本尊という。その後、後三条・堀川・鳥羽・崇徳・近衛・後白河の歴代天皇が同系の観音像を寄進した。これらは皆、国の重要文化財に指定されている。
その他にも文化財が多く、特に本堂は嘉元3年(1305)の再建で国宝である。江戸時代には松山藩主の帰依を受けた。
重要文化財の仁王門をくぐり、長い坂を登っていくと手水舎や大師像、観音像などが並ぶ一角に突き当たり、そこから急な坂を登って三の門をくぐると正面に本堂がある。大師堂へはさらに石段を上がる。大師堂の脇には真野長者を祀る長者堂があり、毎年4月第3日曜日に長者祭が行われる。古刹の名にふさわしい風格のある境内である。
太山寺の奥之院は真野長者が光を見た経ヶ森である。本堂脇から登り道があり、観世音菩薩が祀られている。
仁王門 大師堂
仁王門 大師堂
長者堂 聖徳太子堂
長者堂 聖徳太子堂
御朱印 左が平成元年、右が平成18年に拝受したもの。中央の墨書は十一面観音の種字「キャ」に十一面観音。中央の朱印は同じく宝珠に梵字「キャ」、左下は「瀧雲山 太山寺」。
平成元年の納経印 平成18年の納経印

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2007.08.19
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