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古今御朱印研究室

諸国神社御朱印集

水戸東照宮
みと とうしょうぐう

水戸東照宮

東照宮 (とうしょうぐう)
御祭神 徳川家康公〔とくがわいえやすこう〕(東照公)
徳川頼房公〔とくがわよりふさこう〕(威公)
通称 水戸東照宮
鎮座地 茨城県水戸市宮町二丁目5−13 (Mapion/googlemap
創建年代 元和7年(1621)
社格等 旧県社 別表神社
由緒 元和7年(1621)水戸藩初代藩主・徳川頼房によって霊松山(後に二代藩主・徳川光圀が常葉山と改称)に創建された(頼房は家康の第十一子)。遷宮の大祭には、朝廷からの勅使として三条公広が、幕府からは天海大僧正が参向したという。
創建当初は「三所権現」と称し、中央に東照大権現、左座に山王権現、右座に麻多羅神を祀っていた。また、祭祀は別当の大照寺が仏式で執り行った。元和10年(1624)二代将軍・秀忠の霊屋が、さらにその後、三代将軍・家光の霊屋が建てられ、以降、歴代将軍を相殿として祀った。
天保14年(1843)九代藩主・徳川斉昭は仏式を廃して唯一神道に改め、左右の配神二座を取り除いた。
明治4年(1869)郷社に列格、同8年(1873)県社に昇格した。昭和11年(1836)には徳川頼房を配祀した。
昭和20年(1945)米軍の空襲のため、旧国宝に指定されていた創建以来の社殿が焼失。同37年(1962)現在の社殿が再建された。同41年(1966)別表神社に加列している。
例祭 4月17日
神事・行事等 1月17日/どんと祭
2月節分/節分祭
7月26日/夏祭
8月上旬/黄門祭(神幸祭)
11月12日/秋祭
毎月12日/三木神拝
文化財 〈重文〉太刀(銘:則包作 拵付) 〈県有形文化財〉太刀(銘:吉房) 大薙刀
メモ 水戸駅からほど近い常葉山に鎮座する。
境内にある鐘楼の鐘は、市指定文化財の常葉山時鐘である。寛文7年(1667)徳川光圀によって造られたものという。また、徳川斉昭が造らせたという安神車は、我が国で初めて作られた戦車とされる。
大鳥居 常葉山時鐘
大鳥居 常葉山時鐘
稲荷神社 天満宮
稲荷神社 天満宮
野口雨情生誕百年記念の碑 本殿
野口雨情生誕百年記念の碑 本殿
水戸東照宮の御朱印

中央上の朱印は三つ葉葵の神紋、下は「東照宮」。

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2011.05.25
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