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古今御朱印研究室

諸国神社御朱印集

小御門神社
こみかどじんじゃ

小御門神社

小御門神社 (こみかどじんじゃ)
御祭神 贈太政大臣藤原師賢公〔ぞうだいじょうだいじん ふじわらのもろかたこう〕
鎮座地 千葉県成田市名古屋898 (Mapion/googlemap
創建年代 明治15年(1882)
社格等 別格官幣社 別表神社
由緒 御祭神の藤原師賢(花山院師賢)は、後醍醐天皇の側近で、若くして正二位大納言になった。
元弘元年(1331)後醍醐天皇の倒幕の密議が洩れ、天皇が御所を脱出して笠置山に向かった際には、天皇の身代わりとして御輿に乗って比叡山に登り、僧兵を集めて挙兵したが失敗、笠置に落ち延びる。笠置山が陥落した後に捕らえられ、出家。翌2年(1332)下総国に流罪となり、千葉貞胤に預けられるが、同年10月、配流先の名古屋の里で病没した。享年32歳であった。
元弘3年(1333)鎌倉幕府が滅びると、後醍醐天皇は師賢の墓に使いを送るとともに、太政大臣を追贈、文貞公の諡号を与えた。
幕末には淀藩主・稲葉正邦が公家塚と呼ばれていた師賢の墓を整備した。明治7年(1874)には御墓前祭が行われるようになった。同10年(1877)地元有志により神社創建の申請が出され、同12年(1879)認可。「小御門神社」の号を賜り、同15年(1887)鎮座祭を執行
例祭 4月29日
文化財 〈県天然記念物〉小御門神社の森
公式サイト http://www.asahi-net.or.jp/~jg8m-yty/
メモ JR滑河駅から2kmほどのところに鎮座する。駅の近くには大鳥居が立つ。境内の社叢は県の天然記念物に指定されている。
小御門神社の公式サイトからは、かなり早い頃に当サイト(本館)にリンクを貼っていただいた(旧名で。現在はリンク切れ)。御朱印をいただいた際、宮司さんにその旨を告げてお礼を言ったところ、なかなか面白いと思ったので…というようなことだった。そこからホームページのことなどについての話題になり、結局、神社そのものについての話はほとんどしなかった。
滑河駅近くの大鳥居 鳥居と社号標
滑河駅近くの大鳥居 鳥居と社号標
手水舎 境内
手水舎 境内
拝殿 本殿
拝殿 本殿
小御門神社の御朱印

中央の朱印は龍と「小御門神社」、右下は「下総国香取郡小御門村鎮座」。

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2012.02.08
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