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古今御朱印研究室

諸国神社御朱印集

名古屋東照宮
なごやとうしょうぐう

名古屋東照宮

東照宮 (とうしょうぐう)
御祭神 贈正一位太政大臣 徳川家康公〔とくがわいえやすこう〕
鎮座地 名古屋市中区丸の内二丁目3−37 (地図表示:マピオン)
創建年代 元和5年(1619)
社格等 旧県社
由緒 徳川家康が逝去して3年後の元和5年、尾張藩主徳川義直(家康の九男)が日光山に準じて名古屋城内三の丸の天王社(現・那古野神社)に隣接する地に社殿を造営し、9月17日に鎮座した。境内は3600坪、社領1千石を寄せられ、天台宗尊寿院と神主吉見氏が祭祀を司った。
明治5年(1872)5月村社に列し、同年8月県社に昇格。同9年(1876)那古野神社とともに三の丸から藩校・明倫堂跡地の現社地に遷座する。旧社殿は創建以来のものであり、権現造の本殿、渡殿、楼門、唐門、透塀、楽所等、旧国宝に指定されていたが、昭和20年(1945)戦災により焼失した。
現在の社殿は、昭和28年(1953)に徳川義直の正室・高原院殿の霊廟を移築したもので、慶安4年(1651)の建立。昭和35年(1960)県の有形文化財に指定された。
かつて4月の祭礼は名古屋祭と称し、山車9基をはじめ総勢6千8百余人が供奉する神幸行列が、若宮八幡社の北に設けられた御旅所へ渡御したという。しかし戦災のために山車も焼失し、現在は神社内の祭儀として舞楽奉奏や武道大会などが行われている。
例祭 4月16日、17日
神事・行事 3月29日〜4月10日頃/桜まつり
11月8日/末社・福神祭
文化財 〈県有形文化財〉社殿
公式サイト http://nagoyatoshogu.com/
メモ 名古屋城からほど近く、那古野神社と並び、南面して鎮座する。西が東照宮、東が那古野神社の境内である。参道は両社を横断する形で境内の南側を東西に通っており、西の端には東照宮の鳥居が、東の端には那古野神社の鳥居が建っている。本殿は、神社としては珍しい仏殿形式である。
鳥居 神楽殿
鳥居 神楽殿
福神社 本殿
福神社 本殿
名古屋東照宮の御朱印

中央の朱印は「名古屋東照宮」、左下は「名古屋市鎮座 東照宮参拝記念」。

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2011.04.27
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