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諸国神社御朱印集

大縣神社
おおあがたじんじゃ

大県神社拝殿

大縣神社 (おおあがたじんじゃ)
御祭神 大縣大神
鎮座地 愛知県犬山市宮山3 (Mapion/googlemap
社格等 式内社(名神大) 旧国幣中社 尾張国二宮 別表神社
公式サイト http://ooagata-01.p2.weblife.me/

大縣神社の御由緒

一宮の真清田神社に次ぐ尾張国の二宮。創建年代は不詳だが、もとは本宮山上にあり、垂仁天皇の御代、山麓の現在地に遷座したと伝えられる。

祭神の大縣大神については諸説あるが、邇波県主〔にはのあがたぬし〕の祖・大荒田命とする説が有力である。

文献に大縣神社が現れるのは『続日本紀』で、承和14年(847)に尾張国無位大縣天神と真清田天神に従五位下を授け奉るとある。以後神階は累進し、貞観15年(873)には正四位下に叙されている。延喜式神名帳では名神大社に列する。

江戸時代には尾張藩が社領200石を寄進している。現在の社殿は寛文元年(1661)に二代藩主・徳川光友が造営した「尾張造り」で、特に本殿は他に見られない「三棟造り」「大縣造り」と称される特殊な形式である。

摂社の姫の宮には玉姫命〔たまひめのみこと〕と倉稲魂神〔うがのみたまのかみ〕を祀る。玉姫命は大荒田命の娘で、尾張連の建稲種命〔たけいなだねのみこと〕に嫁いだとされる。小牧市の式内社・田縣神社の祭神でもある。

姫の宮には「姫石」が安置され、安産・子授け・縁結び・子育て・婦人病など、女性の守護神として信仰を集める。

また3月に行われる姫の宮の豊年祭は、田縣神社の豊年祭と対になる祭で、天下の奇祭として知られる。田縣神社の陽の祭に対する陰の祭で、かつては女陰を象った神輿を担いでいたが、戦後、風紀上の問題があるということで、おかめの顔の神輿に変えられたという。

大縣神社の御朱印

平成17年拝受の御朱印 平成23年拝受の御朱印

左は平成17年、右は平成23年に拝受した御朱印。
中央の御朱印は「大縣神社」、右上に「尾張二宮」。平成17年に拝受した御朱印は「式内大社」の墨書が入ったが、平成23年のものにはなかった。

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大縣神社の概要

名称 大縣神社
旧称 大縣大明神
御祭神 大縣大神〔おおあがたのおおかみ〕
※一説に大荒田命〔おおあらたのみこと〕
鎮座地 愛知県犬山市宮山3
創建年代 不詳/伝・垂仁天皇23年(B.C.3)現社地に遷座
社格等 式内社 旧国幣中社 尾張国二宮 別表神社
延喜式 尾張國丹羽郡 大縣神社 名神大
例祭 10月10日
神事・行事 1月1日/歳旦祭・田打祭
3月15日直前の日曜日/豊年祭(姫の宮)
4月12日/太々神楽講大祭
旧6月16〜17日/本宮社祭・鎮座祭
6月20日/御田植祭
8月8日/八ツ八祭
文化財 〈重文〉本殿 文殿 東西廻廊 〈史跡〉青塚古墳
本宮山 大鳥居
本宮山 大鳥居
解除社 大国・恵比須神社
解除社 大国・恵比須神社
拝殿 本殿
拝殿 本殿
姫の宮 姫石
姫の宮 姫石

メモ
出張の帰り、田縣神社の豊年祭に合わせての参拝。大縣神社の豊年祭は終わったところだったが、梅を目的に訪れた参拝客も多かった。
鳥居をくぐって境内を進むと、参道の左手に本社があり、さらに奥に進んだ正面に姫の宮がある。社殿の大きさはともかく、姫の宮のほうが本社らしい位置にあるのが興味深い。〈古今宗教研究書の記事へ

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2007.04.23
更新:2011.04.27
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