中央の朱印は雲に「神崎神社」。
古今宗教研究所 >古今御朱印研究室 > 諸国神社御朱印集 > 千葉県
神崎神社 (こうざきじんじゃ) | |
---|---|
御祭神 | 天鳥船命〔あめのとりふねのみこと〕 少彦名命〔すくなひこなのみこと〕 大己貴命〔おおなむちのみこと〕 〈配祀〉 面足命〔おもだるのみこと〕 惶根命〔かしこねのみこと〕 |
旧称 | 子松神社 六所鎮守 神崎大明神 神崎大社 |
鎮座地 | 千葉県香取郡神崎町神崎本宿1944 (地図表示:マピオン) |
創建年代 | 天武天皇2年(673) |
社格等 | 国史現在社 旧県社 |
由緒 | 社伝によれば、白鳳2年(673)2月1日、常陸と下総の境にある大浦沼二ツ塚から現社地へ影向、遷座したとされる。元は子松神社と称し、『三代実録』の元慶3年4月5日条で従五位下を奉授された子松神は当社のことであるとされる。 江戸時代には神崎大明神・神崎大社などと称され、徳川将軍家より朱印地20石を賜った。明治元年(1868)に神崎神社と改称、同6年(1873)郷社に列し、大正10年(1921)県社に昇格した。 境内の森は「神崎森」と称し、県の天然記念物に指定されている。特に「なんじゃもんじゃの木」の通称で知られる御神木の大樟は国の天然記念物である。この変わった呼び名は、徳川光圀が当社に参拝した際、「この木は何というもんじゃろうか」と自問自答したという伝承に由来する。 |
例祭 | 5月6日 |
神事・行事 | 1月4日/御扉開祭 3月中午の日/御船木祭 4月第2日曜日/御田植祭 |
文化財 | 〈天然記念物〉神崎の大樟 〈県有形文化財〉神崎神社文書 〈県天然記念物〉神崎森 |
メモ | 利根川にほど近い岡の上に鎮座する。当社の崖下は利根川航行の難所で、舟人から恐れられたという。 普段は静かな田園地帯だと思うのだが、参拝時はちょうど「発酵の里こうざき酒蔵まつり」が開催されており、大変な人出であった。神社の前の道路も車が渋滞しており、神社のすぐそばの通りは歩行者天国になっていた。とはいえ、境内は比較的静かで、酒蔵まつりのついでに訪れた人がチラホラと参拝する程度。 因みに、当社の御神水で醸すという(株)寺田本家の日本酒は、ここ数年、父への誕生日のプレゼントの定番になっている。 |
鳥居と参道 | 愛宕神社 |
三峯神社 | 安産子育聖観音 |
地主稲荷神社 | なんじゃもんじゃの木(大樟) |
拝殿 | 本殿 |
中央の朱印は雲に「神崎神社」。
2013.09.15
古今宗教研究所
Copyright(C) 1998-2016 Murakami Tetsuki. All rights reserved.