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古今御朱印研究室

諸国神社御朱印集

平塚八幡宮
ひらつかはちまんぐう

平塚八幡宮拝殿

平塚八幡宮 (ひらつかはちまんぐう)
御祭神 応神天皇〔おうじんてんのう〕
神功皇后〔じんぐうこうごう〕
武内宿禰命〔たけしうちのすくねのみこと〕
旧称 鶴峰山八幡宮 八幡神社
鎮座地 神奈川県平塚市浅間町1−6 (Mapion/googlemap
創建年代 伝・仁徳天皇68年(381)
社格等 旧県社 相模国一社八幡宮(五宮格) 別表神社
由緒 毎年5月5日に行われる相模の国府祭〔こうのまち・こくふさい〕に参加する相模国六社の一。
社伝によれば、仁徳天皇68年(381)この地方に大地震があり、天皇の勅願によって応神天皇を祀ったことにはじまるという。推古天皇の御代(592〜628)にも地震があり、天皇より「鎮地大神」の御宸筆が奉納された。さらに文武天皇が宝剣「天晴彦」を奉納したとされる。
古くは「鶴峯山八幡宮」と称した。式内社ではないが、相模の一国一社八幡宮して崇められ、国府祭には五宮格として参加する。
『吾妻鏡』によれば、建久3年(1192)源頼朝は夫人政子の安産祈願のために神馬を奉納。天正19年(1591)徳川家康は朱印地50石を寄進した。
明和2年(1765)平塚宿の本誉還真が浄財を集めて、青銅鳥居を建立した。今も本殿前に立つ。
明治6年(1873)通達に従い「八幡神社」と改称したが、昭和53年(1978)平塚八幡宮の旧称に復した。
例祭 8月15日
神事・行事 1月14日/左義長神事
5月5日/国府祭(中郡大磯町国府本郷)
7月6日/歩射神事 三三九手挟式
8月6日/平塚八幡宮神事能
9月13〜16日/ぼんぼり祭
文化財 〈県無形民俗文化財〉(国府祭)
公式サイト http://www.hachiman.org/
メモ まず目に飛び込んでくるのは、国道一号線に面した大鳥居の脇に掲げられた、大きな提灯である。提灯の神紋は鶴岡八幡宮と同じ鶴の丸。他に三つ巴も用いられるようだ。
参拝したのはぼんぼり祭りの翌日で、まだ境内には氏子崇敬者から奉納された多数のぼんぼりが建てられていた。
青銅鳥居までの境内は公園のような雰囲気。街中ということもあり、市民の憩いの場になっている印象である。しかし深い社叢を背にした社殿周辺は、神社らしい厳かさがある。
大鳥居 神池
大鳥居 神池
手水舎 青銅鳥居
手水舎 青銅鳥居
神明社・若宮社・諏訪社 神楽殿
神明社・若宮社・諏訪社 神楽殿
平塚八幡宮の御朱印

中央の朱印は「平塚八幡宮」、右は「相州平塚鎮座」。

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2007.06.17
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