墨書は「草薙神社」。中央の朱印は「駿河国式内草薙神社参拝印」、右上は剣に「日本武尊」、中央下は「草薙神社之印」。
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草薙神社 (くさなぎじんじゃ) | |
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御祭神 | 日本武尊〔やまとたけるのみこと〕 |
旧称 | 草薙大明神 |
鎮座地 | 静岡市清水区草薙349 (地図表示:マピオン) |
創建年代 | 伝・景行天皇53年(123) |
社格等 | 式内社 旧県社 |
由緒 | 日本武尊東征の折、当地で賊に欺かれ、原野の中で火を放たれて危難に陥った。しかし、伊勢神宮で倭姫命より賜った天叢雲剣であたりの草を薙ぎ払い、火打ち石で向火を放って難を免れ、賊徒を討った。そこで天叢雲剣の名を草薙剣と改め、当地を草薙と称するようになったと伝えられる。 景行天皇53年(123)、天皇は日本武尊の東征の跡を巡幸し、9月20日に当地に到着。一社を建立して日本武尊を祀り、御霊代として草薙剣を納めたという。その後、朱鳥元年(686)天武天皇の勅命により、草薙剣は熱田神宮に移されたとされる。 延喜の制では小社に列する。歴代、東征に際しては必ず奉幣され、平将門征伐に向かった藤原秀郷、奥州征伐に向かった源義家も参拝したという。武門の崇敬篤く、今川氏、豊臣氏、徳川氏も社領を寄進している。徳川家康は天正17年(1589)に社殿を造営、慶長7年(1602)には朱印地50石を寄進している。 明治6年(1873)郷社に列格、同12年(1879)県社に昇格。 |
例祭 | 9月20日(龍勢花火) |
神事・行事 | 2月15日(筒粥祭) |
文化財 | 〈県無形民俗文化財〉龍勢花火 |
メモ | ネット上の情報では旧社格を郷社としているものが多いが、神社の由緒書及びその他の資料で確認したところ、県社が正しいようである。 9月の例祭には「龍勢(流星)」と呼ばれる花火の打ち上げが行われる。龍勢といえば、関東では秩父市下吉田の椋神社が有名だが、こちらの龍勢は当地方に口伝として受け継がれてきた狼煙が改良されたもので、安政年間から草薙神社の祭礼で打ち上げられるようになったという。境内の舞殿には龍勢の実物が懸けられていた。 |
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鳥居 | 日本武尊像 |
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手水舎 | 随神門 |
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本殿左の境内社 | 本殿右の境内社 |
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舞殿と龍勢 | 本殿 |
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墨書は「草薙神社」。中央の朱印は「駿河国式内草薙神社参拝印」、右上は剣に「日本武尊」、中央下は「草薙神社之印」。
2013.08.18
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