中央の御朱印は「田縣神社」。
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田縣神社 (たがたじんじゃ) | |
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御祭神 | 御歳神〔みとしのかみ〕 玉姫命〔たまひめのみこと〕 |
旧称 | 田方天神 |
鎮座地 | 愛知県小牧市田県町152 (地図表示:マピオン) |
創建年代 | 不詳 |
社格等 | 式内社 郷社 |
由緒 | 創建は不詳。延喜式神名帳所載の尾張国丹羽郡「田縣神社」に比定される。現在の社地は旧・春日井郡(もとの春日部郡)であるが、旧・丹羽郡に隣接しており、元は丹羽郡に属していたという説もある。 社伝によれば、この地は大荒田命(邇波県主の祖で御祭神・玉姫命の父。大縣神社の祭神・大縣大神と考えられている)の邸の一部で、御歳神を祀っていたという。 玉姫命は尾張連の建稲種命に嫁いだが、建稲種命は日本武尊の副将として東国遠征に従い、戦死した(その縁により熱田神宮に祀られている)。夫の亡くなった後、子女を伴って当地に帰り、大荒田命を助けて開拓に尽力した。その功績を讃えて合祀されたという。 当社の奥宮には、『古語拾遺』にある御歳神の故事に因み、男茎形〔おわせがた〕(男根)を備えて祈願する風習があり、当社のシンボルになっている。また、3月の豊年祭りは、大男茎形を乗せた神輿を中心とする神幸行列がある。「天下の珍祭」と称し、海外にも知られる奇祭である。〈詳しく〉 |
例祭 | 3月15日(豊年祭) |
公式サイト | http://www.tagatajinja.com/ |
メモ | たまたま出張の日程と豊年祭が合ったことから、祭礼見物を兼ねての参拝。なかなかの人出で、噂に違わず外国人の姿も多い。御朱印は普段の授与所ではなく、拝殿脇のテントに設置された臨時の授与所で拝受。 追記:オリジナル御朱印帳を拝受するため、平成23年3月に再度の参拝。豊年祭の大男茎形を作成している最中だったが、そちらは立ち入り禁止になっていた。また、拝殿・奥宮には前回なかった「撮影禁止」の貼り紙があり、内部の男茎形は撮影禁止になっているらしい。有名になるといろいろ問題も起こるのであろうか。おもしろみのない世の中になりつつあるように思う。御朱印は授与所で拝受。 |
鳥居と社号標 | 手水舎 |
本殿 | 奥宮 |
珍宝窟 | 豊年祭の神輿 |
中央の御朱印は「田縣神社」。
2007.04.23
更新:2011.04.27
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