中央の墨書は「伊勢神社」。中央の朱印は「皇大御神御璽」。
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伊勢神社 (いせじんじゃ) | |
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御祭神 | 天照皇大神〔あまてらすすめおおかみ〕 豊受大神〔とようけのおおかみ〕 栲幡千々姫命〔たくはたちぢひめのみこと〕 |
旧称・通称 | 伊勢宮(いせのみや) 伊勢大明神 吉備国名方濱宮 |
鎮座地 | 岡山市北区番町二丁目11−20 (Mapion/googlemap) |
創建年代 | 伝・崇神天皇54年(B.C.44) |
社格等 | 式内論社 旧県社 |
由緒 | 延喜式神名帳に見える備前国御野郡の伊勢神社に、また『倭姫命世記』に記されている吉備国名方濱宮に比定される。 大和の笠縫邑に斎き祀られた天照大神は、倭姫命を御杖代として諸国を巡った後、伊勢神宮に鎮座されたが、その間、吉備国名方濱宮に4年間留まられたとされる。この吉備国名方濱宮が伊勢神社であるとされる(南区浜野の内宮を当てる説もある)。 室町時代から江戸時代にかけては備前岡山の総鎮守とされ、領主の宇喜多氏や池田氏の崇敬を受けた。池田家からは社領300石の寄進を受け、備前神職総頭に任じられたという。 秋の例大祭には「御神事」と呼ばれる祭儀が伝えられていたが、これは文禄元年(1592)宇喜多秀家が文禄の役に出陣するに際し、軍勢をそろえて戦勝祈願をした姿を神事として取り入れたものという。また、備前太鼓唄・備前獅子舞は伊勢神社の氏子が発祥で、現在も秋の例祭に奉納されるとのことである。 |
例祭 | 10月16日・17日 |
神事・行事 | 7月27日/夏祭 |
メモ | 参拝は10月17日で、例祭の当日。午前中で、まだ神賑行事が始まる前だったためか、境内は静かだった。 当社で特徴的なのは本殿の千木。左は伊勢の内宮と同じく内削ぎになっており、右は外宮と同じく外削ぎになっている。 |
鳥居と神門 | 十五末社 |
幸延神社 | 稲荷神社 |
本殿(左から・千木が内削ぎ) | 本殿(右から・千木が外削ぎ) |
中央の墨書は「伊勢神社」。中央の朱印は「皇大御神御璽」。
2011.03.23
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