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古今御朱印研究室

御府内八十八ヶ所

第76番
蓮華山 金剛院
れんげざん こんごういん

金剛院本堂

蓮華山 仏性寺 金剛院 (れんげざん ぶっしょうじ こんごういん)
本尊 阿弥陀如来
創建年代 大永2年(1522)
開山 聖弁和尚
宗派 真言宗豊山派
所在地 東京都豊島区長崎一丁目9−2 (Mapion/googlemap
御詠歌 誠にも神仏僧をひらくれば 真言加持の不思議なりけり
メモ 西武池袋線椎名町駅からすぐのところにある。白い幟のはためく長崎不動尊を過ぎると、朱塗りの山門が見える。
室町時代末期の大永2年(1522)現在の長崎3丁目あたりに開創されたが、元禄末期に火災に遭い、それを機に現在地に移転してきたという。明治の神仏分離までは長崎村鎮守の十羅刹女社(現在の長崎神社)の別当でもあった。
境内には修行大師の像を囲んで四国八十八ヶ所のお砂踏みが設けられている。江戸時代の終わりに寺子屋を開いた尼僧・智観比丘尼の碑などもある。
江戸時代の札所は音羽の西蔵院であった。
写寺 鶏足山 金倉寺
公式サイト http://www.kongohin.or.jp/
八十八ヶ所大意 田中山 西蔵院 音羽八丁目
〈本尊〉阿弥陀如来
中野村宝仙寺末
長崎不動尊 山門(赤門)
長崎不動尊 山門(赤門)
修行大師・四国八十八ヶ所お砂踏み 大師堂
修行大師・四国八十八ヶ所お砂踏み 大師堂
金剛院の納経印

中央の墨書は阿弥陀如来の種字「キリーク」に「無量寿」、脇に「弘法大師」。中央の宝珠、右上は「御府内八十八所第七十六番」、左下は「蓮華山金剛院」。

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2010.09.15
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