中央の墨書は地蔵菩薩の種字「カ」に「地蔵菩薩」。中央の朱印は宝珠に地蔵菩薩の種字「カ」、不動明王の種字「カーン」、毘沙門天の種字「ベイ」。右上は「四国別格十六番」、左下は「讃岐国巨鼈山萩原寺」。
別格16番（66番前札所）
巨鼇山 萩原寺
きょごうざん はぎわらじ
| 巨鼇山 地蔵院 萩原寺 （きょごうざん じぞういん はぎわらじ） | |
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| 本尊 | 伽羅陀山火伏地蔵菩薩 |
| 創建年代 | 大同２年（807） |
| 開創 | 弘法大師 |
| 宗派 | 真言宗大覚寺派別格本山 |
| 所在地 | 香川県観音寺市大野原町萩原2742 （地図表示：マピオン） |
| 御詠歌 | 尊くも火伏せをちかふ地蔵尊 はぎの御山に世を救ふらむ |
| 文化財 | 〈重要文化財〉絹本著色観経曼荼羅図 絹本著色法華曼荼羅図 彩絹墨書急就章（附：護持院隆光記１巻 南谷筆急就篇加点１巻） |
| メモ | 寺伝によれば、大同２年（807）弘法大師の開創とされる。一説には、雲辺寺の中之坊が弘安３年（1280）山下に移り、伽羅陀山地蔵尊を安置したことに因んで地蔵院、村の名に因んで萩原寺と称したという。また一説には、弘法大師が千手観音と地蔵菩薩の像を作り、千手観音を山上の雲辺寺に、地蔵菩薩を山下の地蔵院に安置したともいう。醍醐天皇と朱雀天皇の勅願寺・談議所とされたと伝えられる。 室町時代には細川勝元の祈願所とされ、明応２年（1492）の記録によれば、伊予・阿波・讃岐等の諸国に約280ヶ寺の末寺を擁していたという。一時は郷坊の萩原寺が本院とされ、雲辺寺が奥之院とされたこともあったようである。 境内には約2000株の萩が植えられ、萩の名所として名高い。 |
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| 仁王門 | 鐘楼 |
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| 泰平大黒天 | 忠霊堂 |
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| 大師堂・護摩堂 | 世界一観和石 |
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| 大門 | 客殿 |
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