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古今御朱印研究室

四国八十八ヶ所

四国曼荼羅霊場49番
伊豫稲荷神社
いよいなりじんじゃ

伊豫稲荷神社

伊豫稲荷神社 (いよいなりじんじゃ)
御祭神 宇迦之御魂大神〔うかのみたまのおおかみ〕
〈配祀〉
伊弉那美命〔いざなみのみこと〕
邇邇芸命〔ににぎのみこと〕
菊理比売命〔くくりひめのみこと〕
大宮能売命〔おおみやのめのみこと〕
旧称 正一位稲荷大明神
創建年代 弘仁15年(824)
創建 越智宿禰為澄
所在地 愛媛県伊予市稲荷1231 (地図表示:マピオン)
メモ 社伝によれば弘仁15年(824)国司の越智宿禰為澄が山城国の伏見稲荷大社より御分霊を勧請し、石田庄(後の山崎庄)の総鎮守としたことに始まるという。元寇における軍功で河野通有が山崎庄を支配するようになると、当社は河野家の祈願所とされた。江戸時代には新谷藩・大洲藩の祈願所となる。
旧別当は谷上山宝珠寺であったが、江戸時代に神仏分離が行われた。享和2年(1802)正一位を賜り、以来、正一位稲荷大明神と称するようになった。
明治4年(1871)郷社に列格、昭和8年(1933)県社に昇格。戦後、社号を伊豫稲荷神社と改めて現在に至る。〈諸国神社御朱印集へ〉
恵比須社・庚申社 命婦社・久美社
恵比須社・庚申社 命婦社・久美社
拝殿 本殿
拝殿 本殿
伊豫稲荷神社の御朱印

中央の墨書は「宇迦能魂大神」。中央の朱印は宝珠、左下は「伊豫稲荷神社」。

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2012.05.16
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