中央の文字は不動明王の種字「カーン」に「不動明王」。中央の朱印は同じく梵字の「カーン」、右上は「四国第三十一番奥之院」、左下は「五台山船岡堂」。
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五台山竹林寺 船岡堂 (ごだいさんちくりんじ ふなおかどう) | |
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本尊 | 不動明王 |
創建年代 | 大正10年 |
開基 | − |
宗派 | 真言宗智山派 |
所在地 | 高知県高知市五台山3577 (地図表示:マピオン) |
メモ | 竹林寺の境内、五重塔の向かいにある。 明治の初め、土佐では廃仏毀釈の嵐が吹き荒れた。土佐を代表する名刹であった竹林寺も例外ではなく、すっかり荒廃してしまった。これを復興したのが明治から大正にかけて住職を務めた傑僧・船岡芳信師である。 船岡師は余命幾ばくもないことを悟ると、自分は死後も弘法大師に倣ってこの地に留まり人々を救済するという誓願を残して入定した。 船岡師の遺言に従い、遺骸を納めた甕を安置したのが船岡堂である。米を一升供えて祈願すれば、一生に一つだけ願い事をかなえてもらえるという。 ※参考:墓に線香はなぜか?(四国の山なみ) |
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中央の文字は不動明王の種字「カーン」に「不動明王」。中央の朱印は同じく梵字の「カーン」、右上は「四国第三十一番奥之院」、左下は「五台山船岡堂」。
2008.09.08
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