中央の墨書は阿弥陀三尊の種字「キリーク(阿弥陀如来)」「サ(観世音菩薩)」「サク(勢至菩薩)」に「六阿弥陀如来」。中央の朱印は宝珠、右上は龍と「第壱番」、左下は「三縁山西福寺」。
三縁山 無量寿院 西福寺 (さんえんざん むりょうじゅいん さいふくじ) | |
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本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年代 | 伝・聖武天皇の御代 |
開山 | 行基菩薩 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
所在地 | 東京都北区豊島二丁目14−1 (地図表示:マピオン) |
御詠歌 | 南の字から廻りはじめのその元木 一世のうちの縁となるらん |
巡拝 | 豊島八十八ヶ所第67番 荒川辺八十八ヶ所第20番 |
メモ | 六阿弥陀の第一番として、聖武天皇の御代に開創されたと伝えられる。江戸時代末までは禅宗で、長福寺と称したという。春秋の彼岸を中心に多くの参詣者で賑わったそうで、『江戸名所図会』にも描かれている。 広い境内は手入れが行き届いているが、戦災のため、古い建物は残っていないようだ。行基菩薩の作という阿弥陀如来は、六阿弥陀の中でも根元の部分から彫られたという丈六の大きな像であったが、残念ながらそれも焼失してしまったという。戦後、同じサイズで造られたという露座の阿弥陀像が本堂の脇に祀られている。 その他、境内には岩清水六阿弥陀、身代わり地蔵、修行大師像をはじめ、サイパンの戦没者を供養する彩帆観音など多くの仏像が祀られている。また、境内入り口近くにあるお馬塚は、よさこい節の元となったお馬を供養するものである。 |
お馬塚 | 身代わり地蔵 |
山門 | 彩帆(サイパン)観音 |
岩清水六阿弥陀 | 本堂 |
中央の墨書は阿弥陀三尊の種字「キリーク(阿弥陀如来)」「サ(観世音菩薩)」「サク(勢至菩薩)」に「六阿弥陀如来」。中央の朱印は宝珠、右上は龍と「第壱番」、左下は「三縁山西福寺」。
2011.02.16
古今宗教研究所
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