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古今御朱印研究室

御府内八十八ヶ所

第24番
高天山 最勝寺
こうてんざん さいしょうじ

最勝寺本堂
本 堂

高天山 最勝寺 (こうてんざん さいしょうじ)
本尊 釈迦牟尼如来
創建年代 伝・鎌倉時代
開基 北条時頼
宗派 真言宗豊山派
所在地 東京都新宿区上落合三丁目4−1 (Mapion/googlemap
御詠歌 明星の出でぬる方の東寺 暗き迷いはなどかあらまじ
メモ 最明寺入道こと鎌倉幕府の名執権・北条時頼によって開創されたと伝えられる。その後、暴風や江戸時代の大火、昭和の戦災など度重なる災禍にあったが、その度に再建されてきた。
山手通り沿いの手入れの行き届いた境内には堂々たる構えの本堂や大師堂、七福神の石像が並んだ岩窟などがある。
江戸時代は四谷新宿の花園稲荷(現在の花園神社)の別当・三光院が札所であった。明治22年(1889)大師堂が移築された際、札所も移されたのではないかという。
写寺 室戸山 最御崎寺
八十八ヶ所大意 稲荷山 三光院 四谷新宿稲荷
四ッ谷愛染院門徒
大師堂 七福神
大師堂 七福神
最勝院の納経印

中央の墨書は釈迦如来の種字「バク」に「釈迦牟尼如来」、脇に「弘法大師」。中央の朱印は同じく釈迦如来の種字「バク」、右上は「御府内第廿四番」、左下は「高天山最勝寺」。

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2009.09.02
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