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古今御朱印研究室

御府内八十八ヶ所

第40番
福聚山 普門院
ふくじゅざん ふもんいん

普門院本堂
本 堂

福聚山 善応寺 普門院 (ふくじゅざん ぜんおうじ ふもんいん)
本尊 大日如来
創建年代 大永2年(1522)
開山 長賢上人
宗派 真言宗智山派
所在地 東京都江東区亀戸三丁目43−3 (Mapion/googlemap
御詠歌 心願や自在の春に花咲きて 浮世のがれて住むやけだもの
巡拝 亀戸七福神(毘沙門天)
メモ 亀戸天神亀戸香取神社のほぼ中間に位置している。 境内に入ると樹木が鬱そうと生い茂り、周囲とは別世界の趣である。持経観音の銅像や戦災殉難供養碑、亀戸七福神の毘沙門堂などが並ぶ。
開創は大永2年(1522)、長賢上人を招いて石浜城内に開かれたと伝えられる。石浜城は武蔵千葉氏の居城で、現在の石浜神社(荒川区)のあたりにあったとも、待乳山(台東区)にあったとも伝えられる。
元和2年(1616)亀戸村の現在地に移転。この時、過って梵鐘を隅田川に沈めてしまった。これが鐘ヶ淵(墨田区)の地名の由来と伝えられる。慶安2年(1649)には朱印地5石を寄せられている。
この寺については事前に少々噂を聞いていたのだが、私が参拝した際には特に何ということもなく納経印をいただいた。
写寺 平城山 観自在寺
八十八ヶ所大意 福聚山 長善寺 普門院 亀戸
〈本尊〉観音 大師御作
〈朱印地〉五石 〈末寺〉七ヶ寺
葛飾郡青戸村宝持院末
持経観音 毘沙門堂
持経観音 毘沙門堂
普門院の納経印

中央の墨書は「本尊大日如来」、脇に「弘法大師」。中央の朱印は大日如来の種字「バン」、右は「第四十番」、左下は「普門院印」。

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2009.12.30
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