中央の墨書は「本尊大日如来」、脇に「弘法大師」。中央の朱印は大日如来の種字「バン」、右は「第四十三番」、左下は「神勝山成就院印」。
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本 堂
神勝山 成就院 (しんしょうざん じょうじゅいん) | |
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本尊 | 大日如来 |
通称 | 百観音 |
創建年代 | 慶長16年(1611) |
開山 | 乗誉法印 |
宗派 | 真言宗智山派 |
所在地 | 東京都台東区元浅草四丁目8−12 (Mapion/googlemap) |
御詠歌 | 聞くならく千手の誓い ふしぎには 大盤石もかろくあげいし |
メモ | 浅草は御府内八十八ヶ所の札所が9ヶ所ともっとも集中しているところである。そのためというわけでもないだろうが、成就院が二つある。東上野の通称「田中成就院(78番)」と元浅草の「百観音成就院」である。 百観音成就院は慶長16年(1611)日本橋矢ノ倉に乗誉法印が開創し、万治年間(1658〜60)浅草新寺町の現在地に移転したという。 古くから「百観音」の通称で知られてきたが、これは境内に西国三十三観音・板東三十三観音・秩父三十四観音の百体の観音が祀られ、ミニ霊場になっていたためである。 しかし、関東大震災と東京大空襲の二度の災害により破壊されてしまい、現在は残っていない。平成2年(1990)篤信者によって寄進された聖観世音菩薩の像が、唯一往時を偲ばせる。観音像の台座には「百観音」と刻まれ、脇にはその由来の説明板がある。 本堂は昭和62年(1987)の再建。朱の柱と白い壁のコントラストが鮮やかで、大きな模型のような印象である。 |
写寺 | 源光山 明石寺 |
八十八ヶ所大意 | 神勝山 成就院 浅草寺町本通り 〈本尊〉観世音 大塚護持院末 |
門前風景 | 聖観世音菩薩像(百観音) |
中央の墨書は「本尊大日如来」、脇に「弘法大師」。中央の朱印は大日如来の種字「バン」、右は「第四十三番」、左下は「神勝山成就院印」。
2010.01.13
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