中央の文字は「本尊不動明王」、脇に「厄除大師」。中央の朱印は不動明王の種字「カーン」、右上は「第八十四番」、左下は「明王院印」。
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五大山 不動寺 明王院 (ごだいさん ふどうじ みょうおういん) | |
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本尊 | 不動明王 |
創建年代 | 平安末期(?) |
開山 | 不祥/中興:賢栄 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
所在地 | 東京都港区三田四丁目3−9 (Mapion/googlemap) |
御詠歌 | 梓弓 屋島の宮に詣でつつ 祈りをかけて勇む武夫 |
メモ | 寺伝によれば、源頼朝によって相模国に迎えられ、長禄年間(1457〜66)武蔵国東江(八丁堀)へ移転。さらに寛永12年(1635)他の寺院とともに三田寺町の現在地へ移転してきたという。 この寺の大師像は「厄除大師」として知られる。伝承によれば、嵯峨天皇が42歳の厄年を迎えたとき、弘法大師が厄除けを祈願して自ら天皇等身大の像を刻んだものとされ、厄除けの霊験で信仰を集めたという。 また、寺宝として、弘法大師自筆とされる『鼠心経』がある。文字が鼠の足跡に似ているという珍しい般若心経とのことである。 |
写寺 | 南面山 屋島寺 |
八十八ヶ所大意 | 五大山 不動寺 明王院 芝三田北中寺町 〈本尊〉嵯峨帝御当身 刺賜厄除弘法大師 一刀三礼御直作 音羽護国寺末 |
ミニ四国霊場跡と修行大師像 | 本堂 |
中央の文字は「本尊不動明王」、脇に「厄除大師」。中央の朱印は不動明王の種字「カーン」、右上は「第八十四番」、左下は「明王院印」。
2010.11.17
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