左は平成元年に拝受したもの、右は平成20年に拝受した曼荼羅霊場の納経印。どちらも中央の墨書は地蔵菩薩の種字「カ」に「日切地蔵尊」。中央の朱印も同じく梵字の「カ」、左下は「日切誓願之霊地玉泉寺」。朱印のサイズの違いは、納経帳(朱印帳)のサイズの違いによるもので、同じ朱印と思われる。
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霊雲山 玉泉寺 (れいうんざん ぎょくせんじ) | |
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本尊 | 日切地蔵菩薩 |
旧称 | 霊雲寺 |
通称 | 日切地蔵 |
創建年代 | 弘仁5年(814) |
開基 | 弘法大師 |
宗派 | 天台宗 |
所在地 | 香川県さぬき市長尾町造田宮西1022−2 (地図表示:マピオン) |
御詠歌 | もろ人の願いをかくる地蔵尊 日切の誓いあらたなりけり |
メモ | 87番長尾寺の奥の院。志度寺から長尾寺へ向かう途中にある。長尾寺と同じく天台宗である。 寺伝によれば、弘仁5年(814)四国を巡錫されていた弘法大師が、この地で霊石を感得し、地蔵菩薩を刻んで安置したのが始まりという。往時は霊雲寺と称した。このご本尊は日切地蔵と称され、日を限って誓願すれば災厄苦難を除き、息災増益の守護をいただけるという。 明治初年に廃寺とされるが、昭和5年(1930)三豊郡観音寺町(現・観音寺市)の玉泉寺を移転合併して再興し、現在の寺号山号となる。伽藍はこの時に整備されたもので、山門は霊芝寺から移されたものとのこと。 境内はさして広くないが、本堂の前は藤棚で覆われており、花の時期にはさぞかし美しいことだろう。 |
本堂 | 大師堂 |
左は平成元年に拝受したもの、右は平成20年に拝受した曼荼羅霊場の納経印。どちらも中央の墨書は地蔵菩薩の種字「カ」に「日切地蔵尊」。中央の朱印も同じく梵字の「カ」、左下は「日切誓願之霊地玉泉寺」。朱印のサイズの違いは、納経帳(朱印帳)のサイズの違いによるもので、同じ朱印と思われる。
2008.11.23
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