墨書は「求聞持大師」。中央の朱印は虚空造菩薩の種字「タラーク」。右上に「降剣場」、左下に「阿波国太龍寺舎心嶽」。
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求聞持法御修行大師像
南舎心ヶ嶽 (みなみしゃしんがたけ) | |
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本尊 | 弘法大師(求聞持大師) |
創建年代 | − |
開基 | − |
宗派 | 高野山真言宗 |
所在地 | 徳島県阿南市加茂町龍山2 (地図表示:マピオン) |
メモ | 太龍寺のロープウェイ乗り場から500mほど山道を登ったところにある。途中の道はミニ四国霊場になっている。 『三教指帰』に「阿国大龍嶽にのぼりよじ、土州室戸崎に勤念す。谷、響きを惜しまず、明星来影す」とあるように、青年時代の弘法大師が虚空蔵求聞持法を修した聖跡である。 平成5年(1993)、大師の御入山1200年を記念して求聞持法御修行大師像が造立された。大師が虚空蔵菩薩の化身とされる明けの明星を拝する姿を表している。 また、周囲の林には普陀落社、不動明王、神武天皇、天照皇大神などの祠が建っており、霊地らしい雰囲気を漂わせている。 納経は太龍寺でいただける。 |
ロープウェイから望む | 入り口から望む |
普陀落社 | 天照皇大神 |
墨書は「求聞持大師」。中央の朱印は虚空造菩薩の種字「タラーク」。右上に「降剣場」、左下に「阿波国太龍寺舎心嶽」。
2008.04.29
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