中央の文字は「十一面観音」、左は「太山寺奥之院」。中央の朱印は十一面観音の種字「キャ」、右上は「五十二番奥之院」、左下は「瀧雲山太山寺」。
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経ヶ森の観音像
太山寺奥之院 経ヶ森 (たいさんじおくのいん きょうがもり) | |
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本尊 | 十一面観世音菩薩 |
創建年代 | 用明天皇2年(586) |
開基 | 真野長者 |
宗派 | 真言宗智山派 |
所在地 | 愛媛県松山市太山寺町 (地図表示:マピオン) |
御詠歌 | − |
メモ | 豊後の国の真野長者が都へ向かう途中、高浜の沖で暴風雨に襲われた。日頃信仰する観世音菩薩に祈念したところ、経ヶ森より光が照らし、難を逃れることができた。これに感謝して太山寺を建立したと伝えられる。 現在、経ヶ森の頂上には十一面観音の像が建ち、高浜の沖に向かっている。ただし、以前の観音像は平成13年(2001)の芸予地震で土台から落下したため、小さい像が祀られている。以前の観音像は震源地に向かって倒れており、そのおかげで人的被害が少なくて済んだということから「身代わり観音」として太山寺境内に祀られている。 経ヶ森から太山寺の反対側に下ると高浜港・松山観光港があり、この道も遍路道になっている。九州から松山に上陸した遍路が、この道を通って太山寺から打ち始めたのであろうか。 経ヶ森の納経は太山寺の納経所でお願いできる。 |
経ヶ森より伊予灘を望む | 身代わり観音 |
中央の文字は「十一面観音」、左は「太山寺奥之院」。中央の朱印は十一面観音の種字「キャ」、右上は「五十二番奥之院」、左下は「瀧雲山太山寺」。
2008.05.18
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