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古今御朱印研究室

四国八十八ヶ所

高野山 大伽藍

金堂
こんどう

高野山 金堂

高野山 大伽藍
金堂(こんどう)
本尊 薬師如来
創建年代 弘仁10年(819)/承和5年(838)
開基 弘法大師
宗派 高野山真言宗 総本山
所在地 和歌山県伊都郡高野町高野山152 (地図表示:マピオン)
巡拝等 神仏霊場13番
メモ 高野山全体の総本堂。大伽藍の中心にあり、平安時代中期以来、主要な法要はここで執り行われている。
弘仁7年(816)高野山の開創に取りかかった弘法大師が最初に建てた建物の一つで、弘仁10年(819)に完成したと伝えられる。当時は講堂と呼ばれていた。その後、承和5年(838)嵯峨天皇の御願により新たに建立され、本尊・薬師如来が奉安されたという。
その後、たびたび火災に遭い、昭和元年(1926)の火災では本尊をはじめ、多くの国宝の仏像が焼失した。現在の金堂は昭和7年(1932)に完成したものである。
納経は平成18年まで金堂内で拝受できたが、平成19年から大伽藍の納経印がなくなったのに伴い、大伽藍納経所で拝受するようになった。平成18年11月に参拝した際、時間がなかったため根本大塔と大伽藍の納経印はかろうじていただけたものの、金堂はいただけなかった。下の納経印は19年1月に拝受したもの。旧来の納経印とは少し変わったようで、少々悔いが残る。
高野山金堂の納経印

中央の墨書は薬師如来の種字「ベイ」に「薬師如来」。中央の朱印は同じく梵字の「ベイ」、右上は「誓願無双(?)」、左下は「高野山大伽藍納経所」。左下の印については、平成18年以前は「高野山金堂納経所」だったのではないかと思われる。

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2009.12.16
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