中央の朱印は地蔵菩薩の図像に「太宗寺江戸六地蔵尊」。右上は地蔵菩薩の立像、左下は「太宗寺」。
造立年代 | 正徳2年(1712) |
霞関山 本覚院 太宗寺 (かかんざん ほんがくいん たいそうじ) | |
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本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年代 | 寛文8年(1668) |
開山 | 念誉故心学玄和尚 |
宗派 | 浄土宗 |
所在地 | 東京都新宿区新宿二丁目9−2 (地図表示:マピオン) |
巡拝 | 新宿山ノ手七福神 |
メモ | 旧甲州街道、現在の新宿通から少し北に入ったところに太宗寺がある。地蔵尊は境内に入ってすぐ右側で、閻魔堂などと並んでいる。 慶長元年(1596)頃、太宗という僧がこの地に建てたといわれる太宗庵を起源とする。太宗は土地の人々の信望を集め、徳川家康江戸入府に際してこの辺りを屋敷地として拝領した内藤家(後の信濃高遠藩主)の帰依も得た。 寛永6年(1629)内藤正勝の葬儀を取り仕切り、墓所もここに置いたことから、寛文8年(1668)内藤重頼が寺地を寄進して寺を建立、内藤家の菩提寺となった。 内藤新宿を代表する寺であり、江戸六地蔵のほか、「内藤新宿のお閻魔さん」「しょうづかのばあさん」と呼ばれた閻魔大王と奪衣婆・三日月不動・塩かけ地蔵などがあり、大いに江戸庶民の信仰を集めた。 |
中央の朱印は地蔵菩薩の図像に「太宗寺江戸六地蔵尊」。右上は地蔵菩薩の立像、左下は「太宗寺」。
2009.10.07
古今宗教研究所
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