中央の御朱印は「息栖神社」。
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息栖神社 (いきすじんじゃ) | |
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御祭神 | 岐神〔くなどのかみ〕 〈相殿〉 天鳥船神〔あめのとりふねのかみ〕 住吉三神 |
鎮座地 | 茨城県神栖市息栖2882 (地図表示:マピオン) |
創建年代 | 伝・応神天皇の御代(270〜310) |
社格等 | 国史現在社 鹿嶋神宮摂社 旧県社 |
由緒 | 鹿島神宮の摂社で、鹿島神宮・香取神宮と併せて「東国三社」と称する。関東以北の人は、伊勢に参宮すると、必ず「下三宮詣り」と称してこの三社を参拝したという。 御祭神・岐神は国譲りの後、東国へ向かう武甕槌命の道案内として、大国主命が派遣した神である。 息栖は沖洲・沖津洲の転訛で、『三代実録』仁和元年に見える於岐都説神社は息栖神社のこととされる。社伝によれば、応神天皇の御代、現在の神栖市日川に奉斎され、大同2年(806)現社地に遷座したという。 社前に湧く忍潮井は伊勢朝熊山の明星井、山城伏見の直井とともに日本三霊水とされる。 |
例祭 | 4月13日 |
神事・行事 | 1月7日/白馬祭 8月27日/風祭 11月13日/秋祭 12月3日/献穀祭 |
メモ | 公共交通機関を使って行くには不便な場所。鹿島神宮を参拝した後、バスで神栖市の鹿島セントラルホテルへ。そこからタクシーに乗って息栖神社に向かった。バスの時間も余裕があるので、帰りは徒歩にしようかと思っていたのだが、タクシーの運転手は待つ間は料金をストップするので、帰りも乗っていったらいいと言う。それで、待たせるのが悪いような気になって、慌ただしい参拝になり、忍潮井まで忘れてしまった。しかし、後になって考えてみると、いつ来るかわからない客を待つより、確実に帰る客を確保したほうがタクシーの運転手にとってもいいわけで、多少待たせても、もっとゆっくり参拝すればよかったと後悔した。 境内は利根川の畔にある。社殿は鉄筋コンクリート製で少々物足りなさを感じないでもないが、神門、社叢等に風情を残す。 |
神門 | 息栖ゆかりの歌碑 |
中央の御朱印は「息栖神社」。
2007.11.19
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