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古今御朱印研究室

四国八十八ヶ所

第60番奥之院
星ヶ森
ほしがもり

星ヶ森 金の鳥居
星ヶ森 金の鳥居

横峰寺奥之院 星ヶ森 (よこみねじおくのいん ほしがもり)
本尊 石鈇大権現
創建年代 白雉2年(651)
開基 役行者神変大菩薩
宗派 真言宗御室派
所在地 愛媛県西条市小松町石鎚 (地図表示:マピオン)
メモ 横峰寺から500mほどのところ。小さな鉄の鳥居があり、正面に石鎚山を望むことができる。石鎚山の西の遙拝所である。
本来の四国遍路は、ここから河口に下り、黒川道もしくは今宮道を上り、成就(常住)を経て石鎚山に登ったのであろう。
役行者がこの地で修行中、石鎚山の頂上に蔵王権現を感得し、その姿を石楠花の木に刻んで安置したのが横峰寺の開創とされる。また、弘法大師は42歳の時、ここで厄除けの星供養を修した。この時も、石鈇大権現が示現されたという。
納経は横峰寺にて。
星ヶ森から望んだ石鎚山 弘法大師を祀る祠
星ヶ森から望んだ石鎚山 弘法大師を祀る祠
星ヶ森の納経印

中央の文字は梵字「ウン」(石鈇大権現の種字か?。蔵王権現の種字は「ウーン」)に「石鈇大権現」。中央の朱印は同じく梵字の「ウン」、右上は石鎚山の神紋「丸に石の字」、左下は「伊豫國石鈇山横峰寺」。

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2007.10.03
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