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古今御朱印研究室

四国八十八ヶ所

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高野山今治別院
こうやさん いまばりべついん

高野山今治別院本堂
本 堂

高野山今治別院 (こうやさん いまばりべついん)
本尊 弘法大師
旧称 須弥山正福寺 高野山出張所
創建年代 慶長7年(1674)/明治16年(1883)
開基  
宗派 高野山真言宗
所在地 愛媛県今治市別宮町二丁目4−14 (地図表示:マピオン)
御詠歌  
巡拝 伊予府中十三石仏霊場 四国ぼけ封じ三十三観音霊場
メモ 前身は蔵敷八幡宮境内にあった須弥山妙観院正福寺。慶長7年(1674)、今治城築城のために蔵敷八幡宮が遷座した際、別当寺として創建された。明治の神仏分離で廃寺になる。
明治16年(1883)高野山より弘法大師の御尊像を迎え、高野山出張所として再建。大正2年(1913)現在地に移転し、同11年(1922)高野山別院と改称した。
55番南光坊のすぐ隣にある。小ぶりだが立派な楼門をくぐると、正面に鉄筋コンクリート製の近代的な本堂がある。参拝時はちょうど内装工事中だったので、読経はそそくさとすませ、迷惑にならないよう早々に退出。
境内には青い幟が目を引く日切地蔵堂や弥勒菩薩、ぼけ封じ観音、慈母観音などの像が並ぶ。
山門 日切地蔵堂
山門 日切地蔵堂
高野山今治別院の納経印

中央の文字は、弥勒菩薩の種字「ユ」(弘法大師は弥勒の三昧に住しているということから、弥勒菩薩の種字を用いる)に「遍照殿」(遍照殿)。中央の朱印は同じく梵字の「ユ」、右上は「四国番外霊場」、左下は「高野山今治別院之印」。

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2008.07.27
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